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令和 4年第122回 4月26日会議( 4月26日)

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  1. 篠山市議会 2022-04-26
    令和 4年第122回 4月26日会議( 4月26日)


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    令和 4年第122回 4月26日会議( 4月26日)        第122回丹波篠山市議会4月26日会議会議録            令和4年4月26日(火曜日)              午前 9時30分 開議   〇出席議員(15名)      1番  原 田 豊 彦         2番  前 田 えり子      3番  上 田 英 樹         4番  隅 田 雅 春      6番  安 井 博 幸         7番  足 立 義 則      8番  向 井 千 尋         9番  園 田 依 子     10番  大 西 基 雄        11番  栗 山 泰 三     13番  渡 辺 拓 道        15番  河 南 克 典     16番  大 上 和 則        17番  小 畠 政 行     18番  森 本 富 夫 〇欠席議員(0名) 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
      市長         酒 井 隆 明   副市長        堀 井 宏 之   教育長        丹 後 政 俊   代表監査委員     畑   利 清   企画総務部長     竹 見 聖 司   行政経営部長     藤 本 雅 浩   市民生活部長     中 筋 有 香   環境みらい部長    羽 馬 辰 也   保健福祉部長     福 西 寿美子   保健福祉部長(健康) 山 下 好 子   農都創造部長     岸 野 良 広   観光交流部長     赤 松 一 也   まちづくり部長    近 成 和 彦   上下水道部長     清 水 康 之   監査委員・公平委員会・選挙管理委員会    消防長        西 井   満   固定資産評価審査委員会事務局長              西 牧 成 通   学校教育部長     西 羅 忠 和   こども未来部長    稲 山   悟   社会教育部長     小 林 康 弘 〇議会事務局職員出席者   局長         酒 井 一 弘   課長         杉 野 和 則   主査         太野垣 陽 平 〇議事日程 令和4年4月26日(火曜日)午前9時30分開議   第 1  会議録署名議員の指名   第 2  常任委員会所管事務調査報告        ・総務文教常任委員会   第 3  議案第28号 令和4年度丹波篠山一般会計補正予算(第1号)   第 4  議案第29号 令和4年度丹波篠山一般会計補正予算(第2号)               午前 9時30分  開議 ○議長(森本富夫君)  皆様、おはようございます。  これから、第122回丹波篠山市議会、4月26日会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。 ◎日程第1  会議録署名議員の指名 ○議長(森本富夫君)  日程第1.会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、8番、向井千尋君、9番、園田依子君、10番、大西基雄君を指名します。 ◎日程第2  常任委員会所管事務調査報告 ○議長(森本富夫君)  日程第2.常任委員会所管事務調査報告を行います。  常任委員会で休会中に行われました所管事務調査の報告を求めます。  渡辺総務文教常任委員長。 ○総務文教常任委員長渡辺拓道君)(登壇)  皆さん、おはようございます。総務文教常任委員会委員長の渡辺でございます。  当委員会が行いました所管事務調査について御報告を申し上げます。  去る4月14日に保育園施設の現状を把握するために、今田保育園たかしろ保育園城東保育園現地調査を実施いたしました。今回の調査の目的は、3歳児への完全給食実施状況の確認と併せて、保育園の給食の調理環境において衛生管理等が行いやすい環境にあるのか、また園においては建設から40年から50年経過している施設もあり、老朽化の現状の把握でございます。  調査に当たっては、各園の建物及び調理室等の調査を行い、教育委員会と各園の園長より現状について説明を受けました。  まず、令和4年4月より実施されている3歳児の完全給食については、保護者ニーズが相当あり、調理現場での対応も可能であるとのことから実施されており、実施に向けての施設整備等は令和3年12月補正により対応されたところです。予算計上した備品等は全て導入されており、順調に稼働していることを確認いたしました。  次に、施設の老朽化について。  まず、今田保育園ですが、昭和48年に建設され、現園児数は42名となっています。調理室は衛生的に保たれておりましたが、外壁等に建物の老朽化が目立ちました。老朽化に対する部分的な改修等は実施されていますが、抜本的な対策の必要を感じました。また、兵庫県が指定する土砂災害警戒区域内に入っており、大雨時には土砂災害のおそれがあることも懸念されます。  次に、たかしろ保育園ですが、昭和57年に建設され、現園児数は43名となっています。同じく建物の老朽化は目立ちますが、調理室は衛生的に保たれておりました。しかしながら配膳スペースが狭く、調理上支障があることが危惧されました。また、職員駐車場も狭く、利用しづらい点が見受けられましたので改善の検討が必要であると考えます。  最後に城東保育園です。昭和50年に建設され、現園児数は39名となっています。ここも同じく建物の老朽化が目立ちます。顕著な例として、廊下の傾きが感じられましたので調査等が必要であると考えます。同じく、調理室は衛生的に保たれておりますが、たかしろ保育園と同じく、スペースが狭いように感じられました。  共通した課題といたしまして、安心安全で充実した給食を提供していくためには、調理室が全般的に狭いと判断します。適切な衛生管理、安全な除去食の調理の上から、改善の検討が必要です。また、換気扇が小さく、夏場の調理時に室温上昇が危惧されることや使用されていないダクトがそのまま放置されているなど、労働環境上課題があるように感じられました。外壁の劣化も懸念されるところでございます。その他の課題といたしましては、保育園給食に栄養士が配置されていないことです。  今後の方向性として考えられますのは、今回、時間の関係上調査のかなわなかった、築35年の西紀保育園も含めて、こども園化の遅れで保育園施設改善が進まないことが危惧されます。「子育ていちばん施策」推進のためには、保育園施設老朽化の課題や保育ニーズの変化への対応のため、こども園化も含めて、保育環境全体について全体計画を考える必要があると考えます。その上で、現在検討が進み出した今田地区でのこども園の整備を着実に進め、残りの園については、調理室環境改善を図り、栄養士の配置についても検討され、こども園保育園保育環境が同等になるよう取り組んでいただきますようお願いいたします。  以上で、総務文教常任委員会所管事務調査の報告とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  これで、常任委員会所管事務調査報告を終わります。 ◎日程第3  議案第28号 令和4年度丹波篠山一般会計補正予算(第1号) ○議長(森本富夫君)  日程第3.議案第28号 令和4年度丹波篠山一般会計補正予算(第1号)を議題とします。  本案について、予算決算委員長の報告を求めます。  園田予算決算委員長。 ○予算決算委員長園田依子君)(登壇)  予算決算委員長の園田でございます。  ただいま議題となりました議案第28号 令和4年度丹波篠山一般会計補正予算(第1号)についての予算決算委員会の審査を御報告申し上げます。  この議案につきましては、4月12日の本会議において当委員会に付託されたもので、総務文教分科会民生福祉分科会産業建設分科会審査依頼をし、審査を行いました。  以下、各分科会及び委員会での審査の過程におきまして各委員から出されました質疑、意見のうち、主な内容について要約して御報告を申し上げます。  まず初めに、総務文教分科会での審査において。  児童措置費に関し、今回購入する空気清浄機の能力はどれぐらいあるのかとの質疑が出され、当局より、厚生労働省が推奨する空気清浄機は、風量が毎分5立米以上のものを使用することとなっており、その能力を満たしているとの回答がありました。  児童福祉総務費について、同じく空気清浄機について、耐用年数は何年ぐらいと考えて導入されるのかとの質疑が出され、当局より、法定の耐用年数については8年である。使用から8年以上がたち、老朽化が進んできている機器については、買い換えたいと考えているとの回答がありました。  次に、学校教育総務費に関し、現状の学校現場指導者用コンピューター端末の使われ方について、個人と各教室に配置される端末の使用目的などの実態はどうなっているのかとの質疑が出され、当局より、教室では、教師が指導者用タブレット端末を使用して授業を行っている。コロナ禍で登校できない子どもたちのために、今回購入するもう1台の端末を使って、授業の映像を配信し、元気な子が自宅で勉強してもらうため、また小人数制、グループ制で英語や算数、数学など2つのグループに分けて授業をしており、その場合にどちらのグループでも教師が端末を持てるようにしていきたいとの回答がありました。  次に、企画費に関し、お試し暮らし住宅事業について、空き家の持ち主との契約は1年契約となるのか、それとも、しばらくはお試し住宅として使えるような契約となっているのかとの質疑が出され、当局より、今年度においては、6月から3月までの10か月間での契約を考えている。次年度以降の契約期間は、今年度の利用実態ニーズを把握した上で、判断していくとの回答がありました。  次に、民生福祉分科会での審査において。  戸籍住民基本台帳費について、マイナンバーカード申請率の目標を85%に設定した理由は何か。また、現在の本市のマイナンバーカード取得率42.4%の内訳に傾向はあるのかとの質疑が出され、当局より、国では令和4年度末までにほとんどの市民に行き渡るという目標を持って取組が行われている。取得率が全国1位の市では83%となっており、目標を85%とした。マイナンバーカード取得者の傾向については、全国的には現役世代と60代、70代ぐらいの方が多く、若年層と高齢の80代、90代の方の取得が少ないとの回答があり、さらに委員より、75歳以上の高齢者へのアプローチが大切であり、その方法として自治会と積極的に連携を行う必要があるのではないかとの意見が出され、当局より、自治会には令和3年度にも協力いただき、平日の昼間に出張申請に出向いた。今年度も協力いただき、週末や夜間にも出向いていけるようにしたいとの回答がありました。  次に、老人福祉費並びに障害者福祉費について、委員より、市内の介護施設、障がい者福祉施設での新型コロナ感染の状況とその対応、また今後の対応について聞かせていただきたいとの質疑が出され、当局より、市内の介護施設で2月にクラスターが発生し、現在は収束している。丹波健康福祉事務所などから施設内のゾーン分けや防護服の正しい着脱の指導を受け、状況が落ち着いた。感染者濃厚接触者が出たときには、介護サービス事業者協議会を通じ、必ず報告してもらい、その情報を各施設と共有して注意喚起をしている。障がい福祉施設についても、市内の入所施設クラスターが2月に発生した。介護施設とほぼ同じ対応をしており、情報共有して注意喚起を行い、予防の対応をしているとの回答があり、さらに委員より、クラスター発生状況を把握し、それに対する今後の対応のために防護服等を用意する予算というふうに理解した。事業所の現場の現状やニーズとかを聞いていただきながら必要な支援をしていただきたいとの意見が出されました。  次に、産業建設分科会での審査において。  特産物振興事業に関し、農業資材クーポン券発行事業について、10アール当たり1,000円ということであるが、1,000円は資材や肥料等のどれくらいの補助割合になるのかとの質疑が出され、当局より、JAの「水稲栽培こよみ」によると、肥料に関しては、10アール当たり約1,000円から1,500円の値上がりをしており、農薬についても200円から300円程度値上がりをしているので、その一部について、補助としてクーポン券の配布を考えているとの回答があり、また、委員より、令和3年度の作付面積に応じて補助するとのことだが、令和4年度新規で作付される方は、どうなるのかとの質疑が出され、当局より、資材等価格高騰等を踏まえた支援ということで、令和3年度の実績により、面積に応じたクーポン券を配布することとした。新たに就農される方は、クーポン券の対象と考えていないが、詳細については検討するとの回答がありました。  次に、商工振興費に関して、マイナンバー取得促進マイナっ得セール事業について、来年1月からということであるが、実施時期を決めた経緯について、説明願うとの質疑が出され、当局より、マイナンバーカード所有者申請者へのクーポン事業が10月、11月、12月の3か月を使用予定としていることから、その後、続いて使用できるように1月の実施としたとの回答があり、また、委員より、マイナっ得セール事業は、マイナンバー取得促進のため、マイナンバーカード所有者に還元できるように提案書等の審査をお願いしたいとの意見が出されました。  次に、大国寺丹波茶まつり補助金について、本来であれば、当初予算に計上すべきだと思うが、どのような経緯で今回の予算上程になったのかとの質疑が出され、当局より、実行委員会から要望があったのは2月に入ってからで、当初予算に間に合わず、今回の上程になったとの回答があり、また、委員より、大国寺丹波茶まつり実行委員長からの要望書では、年間を通じて活用するということであるが、補助金を出すのであれば、しっかりと実績報告を求め、確認してほしいとの意見がありました。  以上、各分科会座長からの審査報告に対する質疑を行った後、議員間討議を行いました。議員間討議では、委員から、マイナンバーカード取得促進経済対策とを併せた形でクーポン事業等がされるが、マイナンバーカードについては、個人情報の保護について不安に思っている人もあり、任意で取得するものである。本来、これは別の事業として行うものではないか。マイナンバーカードを持っているかどうかを、市民の間で確認し合うということが起きていいのか。また、取得する義務のないマイナンバーカードを持っているかどうかによって、行政サービスに差がつくのはいかがなものかと思うとの意見が出されました。この意見に対して、マイナっ得セールでは、民間事業者マイナンバーカードを提示した方に限ってサービスする事業であり、市民の間でマイナンバーカードを持っているか、いないかを確認し合うということではない。また、今回の事業はクーポンを公平に市民全員に配るということではなく、マイナンバーカードを取得した方及び取得申請した方にクーポンを配布し、普及促進を図ろうとする事業であるという意見や、市は、マイナンバーカードを取得することで、どれだけ便利になるのか。また、例えば、紛失した場合、自分の病歴等の情報が知られるとか、お金が抜き取られるのではないかといった心配事に対するQ&Aのチラシを作って、自治会や個人宅への出張申請の際に説明をされたら、市民の方は安心されるのではないかという意見のほか、時代の流れとしてはデジタル化の方向に進んでいる。国としてマイナンバーカードの普及を目指している中で、市の行政サービスの中でも普及に取り組んでいくことは、自治体としても必要なことであり、自治体として推進していく限り、市民の皆さんに安心して、納得、理解をして取得していただくということは、自治体の責務でもあるとの意見が出されました。  議員間討議の後、採決を行いました結果、討論はなく、議案第28号につきましては、賛成多数で、原案のとおり可決するものと決定いたしました。  議員各位におかれましては、予算決算委員会決定どおり御賛同賜りますようお願いし、予算決算委員会の報告といたします。  なお、今回の審査において、各分科会審査の中で出された多くの意見等につきましては、執行部において十分な検討をいただくとともに、とりわけ、マイナンバーカード取得促進に係る取組については、マイナンバーカードの取得は任意であること。また、マイナンバーカードのメリットとデメリットについて、そして、デメリットについては、行政として安全を確保していくということを市民の方へしっかりと伝えていただき、マイナンバーカード取得促進に取り組んでいただくよう申し添え、予算決算委員会の報告といたします。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  委員長の報告は終わりました。  これから、委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで、委員長に対する質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  議長との発言がありますので、これから討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。  2番、前田えり子君。 ○2番(前田えり子君)(登壇)  議席番号2番、前田えり子です。  議案第28号 令和4年度丹波篠山一般会計補正予算(第1号)への反対討論をします。  マイナンバー制度は、日本に住む全ての国民・外国人に生涯変わらない12桁の番号をつけ、様々な機関や事務所などに散在する各自の個人情報を名寄せ、参照できるようにし、行政などが活用するものです。2015年10月に付番が行われ、2016年1月から、希望者に対し、顔写真やICチップの入った「マイナンバーカード」が交付されています。政府が国民一人一人に生涯変わらない番号をつけ、多分野の個人情報をひもづけして利用できるようにすること自体、プライバシー権の侵害の危険を持つ重大な問題です。  政府は、2022年度末までに全ての国民にカードを行き渡らせることを目標にしていますが、2022年4月1日現在、ようやく43.3%に普及した状況です。まだ半分にも達していません。この仕組みの失敗は明らかです。  マイナンバーカードで生活がどう変わるのか。普及を目指すのであれば、そのための経費や費用対効果も含め、国民への丁寧な説明が求められます。「2万円もの現金を渡さなければ作ってもらえないカードって、一体何なのか」「使い道がないままポイントを付与するのは政策の順番が間違っている」との批判もあります。マイナンバーカードそのものの問題点もさることながら、国民が必要としない制度に固執し、国民にマイナンバーカードを押しつけるやり方はやめるべきです。  さて、今回の補正で提案されている「マイナ限定 丹波篠山 おしゃれに輝くワクワクシティクーポン券配布事業」と「マイナンバー取得促進マイナっ得セール事業補助金」では、マイナンバーカード取得促進と併せて経済対策を実施しようとするもので、カード取得者申請者に対してクーポン券を発行したり、サービスを提供したりします。新型コロナウイルス感染症対応地方創生交付金を活用しますが、使い方として適切ではないと考えます。  マイナンバーカード取得促進コロナ対応経済対策は、別のものではないでしょうか。カードの取得は義務でもなく、希望者に交付するものです。感染拡大の影響を受けた地域経済住民生活を支えるための行政サービスで、マイナンバーカードを持つか持たないかで差をつけてはなりません。「マイナっ得セール事業」では、市民が市民をチェックするという場面も予想されます。  コロナ禍による影響や物価高騰が続く中で、市民の暮らしはますます厳しくなっています。経済対策が待ち望まれています。地域経済住民生活を支えるためには、マイナンバーカードの取得などという条件をつけず、市民や事業者にひとしく行政サービスをするべきです。マイナンバーカードを押しつけるやり方はやめるべきです。
     今回の補正では、感染予防のための事業や特産物振興などの予算も組まれていますから、それらの一つ一つについて反対するものではありません。経済対策マイナンバーカードの取得を条件とすることに反対し、令和4年度一般会計補正予算(第1号)への反対討論とします。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。  6番、安井博幸君。 ○6番(安井博幸君)(登壇)  議席番号6番、安井博幸です。  議案第28号の原案について、賛成の立場で意見を述べます。  この令和4年度丹波篠山一般会計補正予算(第1号)は、コロナ対策として国からの交付金を活用した予算です。これは、こども園等への空気清浄機の導入、学校で不足していたOA機器の導入、定住促進のための2件のお試し住宅の追加、公共施設電子予約システムの導入、マイナンバーカードの普及と地域経済産業振興クーポン券の発行など、市民生活の向上を図る上で重要な補正予算となっています。  これらは限られた財源で最大の効果を発揮する補正予算が編成されたといえ、これに対して異論はなく、原案に賛成するものであります。  去る4月20日の予算決算委員会の場で、本案が賛成多数で可決されましたように、この場においても議員各位の賛同をお願いし、賛成討論といたします。 ○議長(森本富夫君)  次に、原案に反対者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  ほかに討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第28号 令和4年度丹波篠山一般会計補正予算(第1号)を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立多数です。  したがって、議案第28号は、委員長の報告のとおり可決されました。 ◎日程第4  議案第29号 令和4年度丹波篠山一般会計補正予算(第2号) ○議長(森本富夫君)  日程第4.議案第29号 令和4年度丹波篠山一般会計補正予算(第2号)を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  藤本行政経営部長。 ○行政経営部長藤本雅浩君)(登壇)  おはようございます。行政経営部の藤本でございます。  ただいま御上程いただきました議案第29号 令和4年度丹波篠山一般会計補正予算(第2号)について、提案理由の説明を申し上げます。  このたびの補正は、清掃センターごみクレーン修繕事業費を追加するものでございます。  それでは、補正予算書及び議案第29号説明資料を御覧ください。  結果、第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ993万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ229億7,811万2,000円とするものでございます。  それでは、補正予算書6ページを御覧いただき、歳出予算から説明を申し上げます。  4款 衛生費、2項 清掃費、2目 塵芥処理費993万1,000円の追加は、清掃センターごみ焼却施設において、令和4年3月24日にごみをピットから焼却炉へ移す装置である、ごみクレーンの異常停止が発生したことに対処するためのものでございます。  クレーン1号機は復旧し、現在はクレーン1号機のみで対処しておりますが、クレーン2号機については、通電中に電力ケーブルが異常加熱により損傷したため、本格復旧に向けて電力供給ケーブルの交換を行うものでございます。2号機の修繕により、早期にクレーンの交互運転を再開し、ごみ処理業務の安定化を図ろうとするものでございます。  なお、特定財源213万8,000円は、丹波市からの建設運営分担金でございます。  以上で、歳出の説明を終わらせていただきます。  補正予算書5ページを御覧ください。歳入につきましては、歳出の財源で説明をさせていただいた項目については省略をさせていただきます。  今回の補正予算に必要な一般財源分は、19款 繰入金、1項 基金繰入金、1目 財政調整基金繰入金779万3,000円で措置しております。  以上で、提案理由の説明とさせていただきます。  急な提案になりましたが、御審議をいただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  15番、河南克典君。 ○15番(河南克典君)  15番、河南です。  今説明を受けたわけですけれども、この資料の中を見てみますと、クレーンの電力供給ケーブルが通電中に異常加熱したことが原因であると。こういうようなことが書かれておるわけですけれども、これ原因と違うと思うんですよ。ただ加熱しただけ。それには何か原因があるはずなんです。機械に異常負荷がかかって、ケーブルが過熱したんか。断線間近でこのケーブルが過熱したのか。過熱したことが現象であって、原因ではないと思うんです。だから、この辺の原因をきちんと精査されたんかどうか。まず1点、お伺いします。 ○議長(森本富夫君)  羽馬環境みらい部長。 ○環境みらい部長(羽馬辰也君)  環境みらい部、羽馬でございます。  原因につきましては、現在も業者と再三の調査を行っておりますが、はっきりとした原因自体は分かっておりません。この説明資料にもありますように、ケーブルを巻いております絶縁被覆材、これは可燃性の物ではないのですが、そこが亀裂もしくは何か入ったのではないかということで、この部分については焼け焦げておるということは何かの電力が、電圧が上がってそこに集中したものということで、確かな原因は、回収して調査しないと分かりませんが、業者のほうの報告によりますと、現在のところでは、そういう異常加熱ということで亀裂が入っておったということで調査を進めておるところでございます。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  15番、河南克典君。 ○15番(河南克典君)  15番、河南です。  今、部長、答弁いただいたんですけれども、加熱するということは、どっかに負荷がかかっておるわけです。クレーンそのものに、本体のほうに負荷がかかっているのか。どっかに負荷がかかっておるから、必要以上にそのケーブルを高圧電力が流れるから、また抵抗値が大きくなるから、そのケーブルは過熱するわけです。だから、この辺をきちんと業者に調査をさせて、しなければ、あとこれほかの、あと3台あるんですかな。もう1炉のほう、2つあって。これかなり年数もたってきておるので。だから、事前にそういう調査をきちっとして、その原因を突き止めてやらな、これまたほかのクレーンでもこういうことが起こるんじゃないかというふうに感じるわけです。だから、この辺をきちっとやっていただきたいという、原因究明をね。  それと、もう1点お伺いしますけれども、こうした重要なところは、業者が定期点検をしているんじゃないかと。特にこのケーブル、伸び縮みして、走行に合わせて伸び縮みしますんで。これは定期検査がされておるんじゃないかと思うんですけれども、そのチェック項目にこういうことが入っているのかどうか。そういうことを市としてつかんでおるのかどうか。このあたり、1点お伺いします。 ○議長(森本富夫君)  羽馬環境みらい部長。 ○環境みらい部長(羽馬辰也君)  環境みらい部、羽馬でございます。  設備の点検につきましては、クレーン、ケーブル以外でも全てそれぞれの設備で業者が違いますが、点検をしております。今回のクレーンの点検につきましては、そのクレーンの設置事業者がクレーン本体の点検、これは駆動装置の点検、送電装置の点検、消耗品の点検、また必要に応じて注油、稼働試験等も常時といいますか、その点検の際に行っております。また、油圧バケット、つかむほうのバケットですけれども。これにつきましても消耗品の交換、また注油、稼働試験などを行っております。  今回、異常発生しましたケーブル電線につきましては、ケーブル自体の点検というものではなく、通常に通電しているかと、機械室からケーブルの本体までが通電しているか。そのときにきちっと動くか。過熱していないか。損傷はないかというところをチェックはしておりますが、今回、ケーブル自体はちょっと屋根裏といいますか、家でいいますと屋根裏という、線自体の点検ができにくいところでございますので、このケーブル自体は点検に入っておらず、通電等の点検で通常の点検を行っておるところでございます。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  15番、河南克典君。 ○15番(河南克典君)  15番、河南です。  今、部長が言われて、その場所的に点検しにくい場所もあると思うんです。だけど、その辺も含めて、定期点検の中できちっと。その本体の負荷電力がかかっておるということも考えられるんで、その辺も含めて、きっちり今回のこの原因というのを把握して、対応していただきたいと、こういうふうに思いますんでよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。  8番、向井千尋君。 ○8番(向井千尋君)  議席番号8番、向井です。  先ほど藤本部長のほうから、今回の補正予算の説明を受けたわけですが、このクレーンの異常が起こってきたのが3月24日ということで、約一月間、報告していただくまでに期間があったわけですが、所管としましては、民生福祉常任委員会の所管でありまして、その間、本会議もありましたし、委員会補正予算の関係で開いております。  大変こんな市民にとって、重要な事態にもかかわらず、報告をしていただけなかった理由は何なのでしょうか。お願いします。 ○議長(森本富夫君)  羽馬環境みらい部長。 ○環境みらい部長(羽馬辰也君)  環境みらい部、羽馬でございます。  御指摘がありました、向井議員のほうからの御指摘ですが、今回のごみクレーンの異常停止の事案につきまして、また、議長はじめ民生福祉常任委員長へも報告を、まず一報の報告をしていなかったことにつきましては、深くおわびを申し上げたいと思います。誠に申し訳ございませんでした。以後、発生直後に速やかに報告をするように努めさせていただきます。  今回、先ほどありましたように、3月24日、約1か月ほど前になるわけですけれども、その際ですね、翌日から管理業者またクレーンの業者も含めて、再三の協議また調査。先ほど河南議員にも御報告、答弁させていただいたように、原因がなかなかつかめないという中で、1号機のほうがたまたま復帰をいたしまして、市民の生活には今のところ支障を来さないという判断もいたしまして、この原因が分かり次第報告というふうなことも思っておりました。その中で同時に、その専門業者のほうには、やはり改修工事費のほうも気になるところでございまして、そこもきっちり確定をさせた中で御報告をというふうなことも思っておりましたので、それが4月18日に見積りが上がってきましたので、御報告が遅れ、今回の提案となりました。大変申し訳ございませんでした。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  8番、向井千尋君。 ○8番(向井千尋君)  8番、向井です。  ただいま羽馬部長のほうから、この間の経過についてよく答弁いただきましたので、今後どうぞよろしくお願いいたします。  それから、もう1点なんですけれども、今現在はもう1台のほうのクレーンのほうで対応していただいておるということで、その清掃センターのほうは、稼働から20年で大規模改修が2年ほど前に済んだところだと思うんですけれども、それにもかかわらず、今回のようなことがあったことは、先ほど河南議員も言われたとおり、原因を追及してもらわなければならないんですけれども。本当にそのもう1台のほうで市民生活、このごみについて、もう1台のほうでしっかりそのごみ処理のほう安定して、修理にかかる間、行うことができるのでしょうか。 ○議長(森本富夫君)  羽馬環境みらい部長。 ○環境みらい部長(羽馬辰也君)  環境みらい部、羽馬でございます。  現在、1号機、2号機とございますが、1号機のみでそこの、今回提出しております資料の2ページ目に概要図というものをつけております。ペケして、2号機のほうが動きませんので、待機させております。よって、1号機のみで稼働しておるわけですけれども、これにつきましては、通常から1号機、2号機を交互に稼働させております。というのは、1か月、2か月を1号機、で、次、1号機を休ませて、2号機で1か月、2か月というふうな形でしております。現在は、1号機のみでしております。それでまた1号機もそういったことに、同年度の、これ平成14年度に同時にケーブルも設置しております。クレーンも設置しております。よって、同じ損傷が万が一起こるかも分かりません。これにつきまして、1号機を稼働させて、2号機の修理が終わって、正常稼働を2号機がして、通常の2号機が運転をできるのを確認した後に、1号機のケーブルも更新工事というものを当局のほうでは考えております。そのため、できますれば、6月補正で1号機のケーブルの更新工事というものを、予算要求というものを考えておりますので、またよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  8番、向井千尋君。 ○8番(向井千尋君)  このごみ処理については、市民にとっては燃えるごみを出さない日はないですので、本当に市民生活が安心して行っていけるように、対応をどうぞよろしくお願いいたします。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。  13番、渡辺拓道君。 ○13番(渡辺拓道君)  13番、渡辺でございます。  提案内容は十分理解をさせていただいて、必要な対応についてはすぐさま行っていただくべきやろなというふうに思っております。その上で、1点ちょっと気になることがありますので、その点をちょっとお伺いして、確認をさせていただきたいと思います。  本当に点検のしにくい場所やったというふうな説明を受けたんですけれども、やはり事故というのはできるだけ未然に防げるような形で対応を日常から管理をしていただくというようなことが大事なんですけれども、その上で、市のほうとしては、必要な職員を清掃センターに配置をされていると認識をしております。ただ、職員というのは、やっぱり生身の体でございますので、病気療養が必要になったら、やっぱりきちんとその療養に専念をしてもらわないかんということもあります。ただし、その際については、やっぱりきっちりとした人員体制を組んで、施設の運営に影響がないようにしていくのが、行政の務めであるというふうに思うわけでございますけれども、今回の事故発生に当たって、その人員的な面での管理上の問題点がなかったのかどうかということがちょっと心配になりました。その点について確認をするのと。  今後ですね、やはり早い対応をして、安定した稼働をしていくためには、それに当たっていただくちゃんとしたスタッフも要るかというふうに思うんですけれども、現状、ちゃんとそういった形での体制が取れているのかどうか。心配はないのかといった、その人的な、組織的な面での状況を確認させていただきたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  羽馬環境みらい部長。 ○環境みらい部長(羽馬辰也君)  環境みらい部、羽馬でございます。  人員の配置につきましては、技術員、またそういう機械設備に精通した職員というものの雇用また配置につきましては十分できておると。設備等につきましても、我々一般の職員とは違う、やはり知識、技術を持って電源操作、またいろんなクレーンの操作もできる職員もおります。また、その中で、業者委託しなければならない施設のいろんな運転管理の業者、それにつきましてもきちっとした、通常いつも行っていただいておる業者と契約ができておりますので、その辺の体制につきましては、十分できておるというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(森本富夫君)  13番、渡辺拓道君。 ○13番(渡辺拓道君)  今、部長のほうからは、技術面での人員体制については問題ないというようなことで何ですけれども。伺ったのは管理面のほうの、管理職関係のほうについては、問題ないという認識でよろしいですか。 ○議長(森本富夫君)  羽馬環境みらい部長
    ○環境みらい部長(羽馬辰也君)  環境みらい部、羽馬でございます。  大変失礼しました。管理部分につきましても、3月いっぱいまで管理職であります所長につきまして、少し不在をしておりました。現在の、4月1日からにつきましては、所長も復帰し、全体の管理、昨年度3月までの間につきましては、2名の監督職である係長がおります。その者、また再任用ではございますが、2名のそういった管理体制のできる職員もおりますので、そういった形で施設全体、また職員の管理等も含めて、管理は十分できておったと。かなり負担はかけておったと思いますけれども、2名の係長がしっかりして管理、施設の管理も含めてしておったと、こちらのほうは感じております。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  13番、渡辺拓道君。 ○13番(渡辺拓道君)  いろんな状況にも対応しながら、組織運営していってもらわないかんというふうに思いますので、できるだけですね、療養に当たっている職場がある場合については、きっちりとしたサポート体制を組んで、市民の生活に支障がないような、できるだけ支障となるような事故を極力少なく、リスクを少なくしていくというような体制を今後は考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上で終わります。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。  11番、栗山泰三君。 ○11番(栗山泰三君)  11番、栗山です。  ただいま部長のほうから説明をいただいたんですが、原因がはっきりしないというような答弁の中で、見積りが上がってきたので、今回上程させていただいたというような答弁をいただいたんですが、しかし、原因をはっきりさすことが一番大事なことを、説明をしっかりと理解していただいて、それに取った見積りが出てきておるかということが一番大事なことじゃないかと私は考えておるんですが、その原因の説明という部分について、はっきりさせていただきたいなというふうに思います。  この説明文の中では、ケーブルが全損というように書いてあるんですが、この全損した原因は何かということが一番大事なところでありまして、機械本体のモーターが焼けとるとか、そういうようなところに原因があるんじゃないかということが考えられるんで、それでないと、ケーブルだけ変えても、また同じ状態になってくると思うんで、その辺についての見解を教えてください。お願いします。 ○議長(森本富夫君)  羽馬環境みらい部長。 ○環境みらい部長(羽馬辰也君)  環境みらい部、羽馬でございます。  専門業者またクレーンの事業者につきまして、調査等をしております。電気室またバケットの本体、そういったところの損傷ではなく、ケーブル線のみの、この被覆材の損傷ということが原因でございますので、モーターが焼けたとか、そのバケットのほうに問題があるとかいうことで緊急停止したものではございません。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  11番、栗山泰三君。 ○11番(栗山泰三君)  そうしましたら、部長のほうの今考え方を言っていただいたんですが、ケーブルのほうに損傷があって、それがために通電が不可能になったという理解ということにさせていただくんですが、そういうことであれば、今後また同じようなことが考えられると思うんで、その辺のところも考慮しながら、やる必要があるかと考えます。どうですか。 ○議長(森本富夫君)  羽馬環境みらい部長。 ○環境みらい部長(羽馬辰也君)  今後においても、そういったことが起こらないように、ケーブルの線、これ業者に確認をして、ほかの前例ですね、ほかでもこういう屋内施設のケーブル線というものについて、こういった事例はあるかと。そういった事例があって、原因は何だというふうなことも聞きました。これにつきましては、やはり業者のほうとしては、屋内施設でのこういう不燃型の被覆材の損傷についてのトラブルというのは、前例がないということなので、一旦全てケーブルを回収して、調査しないと分からないということでございますので、そういったこと、原因を追及して、今後こういった同じような案件が起こらないように。また先ほど申しましたように、1号機のほうにつきましても、2号機が復旧して、安定稼働を確認した後に、1号機のほうのケーブルも同じ年数が来ておりますので、更新を考えております。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  堀井副市長。 ○副市長(堀井宏之君)  副市長、堀井です。  栗山議員はじめまして、議員の皆様から様々な御質問をいただいております。まず、報告が遅れましたことについては、改めて私のほうからもおわびを申し上げたいと思います。今後については、しっかりそういった体制を整えて、報告をさせていただきたいと思っております。  今回の修繕ですね。清掃センターということで、御存じのとおり、日々消耗していく施設でございますので、修繕費一定額ある程度予算としては持たせていただいておりますけれども、修繕費が少額であるということであれば、現予算の中で何とか対応したいなということで、協議もしておりましたが、先ほど御提案させていただいたように、1,000万円という高額になりましたので、今回、非常に急ぐということで本日緊急提案をさせていただいております。その点については、御理解をいただけたらと思います。  そして、それぞれの議員の皆様から御指摘なり、御意見をいただいておりますこと、速やかに修繕をいたしまして、あわせまして、部長も申し上げましたが、原因が業者としては、これとか、これが考えられるということなんですけれども、しっかりその部品を業者のほうで点検をして、しっかり原因究明をして、今後こういった事故なり故障がないようにということで、速やかな対応をさせていただきたいと思っております。  委員長からも御質問もありましたように、もう1基が今、元気に動いておりますので、それが大丈夫な間に修繕をし、そちらのほうについても建設以来ケーブル等については修繕をしてないということですので、速やかに原因究明とともに、また新たに修繕をさせていただきたいと思っております。万が一のことがありましたら、ごみ収集に支障が出ますので、市民生活に影響が出ないように、その点については、しっかり市として対応策を考えて取り組んでいきたいと思っております。  業者任せにしてたということではないわけですし、先ほど渡辺委員長の御質問にもありましたが、人員体制についても、部の中で次長がおりますので、所長が休んでいる間については、次長のほうでしっかり現場については確認をしておったということも改めて御報告申し上げて、今後こういったことがないように、定期的な修繕、それから確認をしながら、安定的なごみ収集を進めていきたいと思いますので、御理解をいただきますようにお願いを申し上げて、一言答弁とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  11番、栗山泰三君。 ○11番(栗山泰三君)  副市長のほうから説明いただいたんですが、私も清掃センターの委員をしておりまして、先日も丹波市との合同の協議会ですか、出席してまいりましたんですが、その折にも何らその件については説明がなかったんで、一言ね、機械が損傷しておるというか、その辺の説明も調査中であるとか、その辺の説明もあってもよかったなというようにも思っております。何のためにあそこへ行っておったのか、結局は分からないようなことになりますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。  10番、大西基雄君。 ○10番(大西基雄君)  10番、大西です。  ちょっと2点ほどだけ確認をさせていただきたいと思います。  経年劣化での故障等は幾分かは仕方ないのかなとは思っております。しかしながら、これ今2号機が止まって、1号機だけで稼働しておりますが、この1号機が止まったときに、どういうふうな対応をされるのか。その辺をちょっと確認しておきたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  羽馬環境みらい部長。 ○環境みらい部長(羽馬辰也君)  環境みらい部、羽馬でございます。  万が一、1号機も2号機も止まってしまった期間があるというふうなことの対応につきましては、数か月の長期にわたる場合の想定といたしましては、県外の民間施設への処理委託ということを現在は取らざるを得ないと考えております。当市では、平成30年度から令和元年度にかけまして、基幹的設備改良工事を実施しております。この間にも、処理できないごみにつきましては、県外の民間施設での委託処理というものの経緯がございます。相手さんと調整は必要でございますが、そういったことに外部での処理につきましては、可能と考えております。両方止まりますれば、現段階では、当清掃センターでの処理は不可能と考えております。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  10番、大西基雄君。 ○10番(大西基雄君)  10番、大西です。  万が一のときは、県外へ持ち出すということでありますけれども、これは非常に莫大なお金がかかると思います。ちょっとした修理程度の問題ではないと思われるんで、これを機にですね、この炉の中だけじゃなしに、清掃センター全体の再点検をお願いしておきたいと思います。  以上で終わりたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第29号 令和4年度丹波篠山一般会計補正予算(第2号)を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第29号は、原案のとおり可決されました。  以上で、本日の日程は全部終了しました。  お諮りします。  議事の都合によって、明日27日から5月1日までの5日間は、休会としたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  明日4月27日から5月1日までの5日間は、休会とすることに決定しました。  本日は、これで散会します。  お疲れさまでした。               午前10時39分  散会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                       令和4年4月26日                       丹波篠山市議会議長  森 本 富 夫                       丹波篠山市議会議員  向 井 千 尋                       丹波篠山市議会議員  園 田 依 子                       丹波篠山市議会議員  大 西 基 雄...